MANAGE / 管制卓
宣伝で人は来る。
残るかどうかは、運営で決まる。
宣伝がうまくいくほど、次に来るのは「入ったのに残らない」という問題です。ここでは最初に決めるルールから、続けるコツ、Bot、費用、鯖主の引き継ぎまでを書きます。
禁止事項は3つに絞る。多いほど読まれず、守られません。
作成・運営・主要なBotは無料。有料は全部おまけです。
荒らしより多い終わり方。続けられる範囲に収めることが一番の対策。
盤面で見るのは「人数」ではない
総人数が増えても、発言する人が増えていなければ何も変わっていません。運営で見る数字は①発言した人の数 ②何日続いているか ③新しく来た人が3日残るかの3つで足ります。人数は宣伝の結果であって、運営の結果ではありません。
最初から入れない。必要になった時に1つずつ。
目次 / CONTENTS
01ディスコードのサーバー運営とは
運営がやることは3つだけ
サーバー運営と聞くと大変そうに見えますが、実際にやることは①場を整える ②困っている人に返事をする ③まずいことが起きたら止めるの3つです。それ以上は、やりたければやる、という位置づけで構いません。
完璧な体制から始めない
モデレーターを揃えて、ルールを作り込んで、Botを入れて——という順で始めると、人が来る前に力尽きます。最初は自分ひとりで、部屋3つ、ルール3行で足ります。
02最初に決めるルール
禁止事項は3つに絞る
ルールは多いほど読まれません。最初は次の3つで十分です。
- 他の人を攻撃しない
- 許可のない宣伝をしない
- 年齢制限のある話題を持ち込まない
足りないものが出てきたら、その時に足せば構いません。先回りして書いた10個より、実際に起きてから足した4つ目のほうが守られます。
対応できない時間を先に言う
これを書いておくだけで、後の揉め事がかなり減ります。「平日の日中は見ていません」「返事が遅れることがあります」——先に言ってあれば、待たせても不誠実になりません。言っていないと、同じ状況が「放置された」に変わります。
ルールの置き場所
ルール専用の部屋を1つ作り、入った直後に目に入る位置に置きます。作り方はサーバーの作り方で書いています。
03運営のコツ
部屋を増やしすぎない
部屋が多いと会話が薄く広がって、どこも過疎に見えます。10人のサーバーに部屋が15個あれば、全部が無人に見えます。人が増えてから足すほうが、常に賑わって見えます。
毎日書こうとしない
運営が毎日投稿して場を持たせようとすると、運営が止まった瞬間にサーバーも止まります。それは場ではなく、運営の個人配信になっています。反応する側に回るほうが長持ちします。
新しく来た人への一言
入ってきた人に一言あるかどうかで、残る確率が変わります。長い挨拶は要りません。「ようこそ」だけで十分です。誰も反応しない場所は、数分で抜けられます。
運営が疲れたら止まる
サーバーが終わる一番多い理由は、荒らしではなく運営の疲れです。頑張りすぎている運営ほど、ある日ぱったり来なくなります。続けられる範囲に収めることが、最大の運営技術です。
04Botで自動化する
最初は入れない
Botは便利ですが、最初から複数入れると管理が複雑になります。権限の設定を間違えると、Botが荒らしの入口になることもあります。人数が少ないうちは自分の手で足ります。
必要になる順番
- 認証——人が増えて、なりすましが来始めたら
- 荒らし対策——実際に荒らされたか、その気配が出たら(荒らし対策へ)
- ロール付与——役割を分けたくなったら
- 通知・連携——外部の情報を流したくなったら
Botを入れる時の注意
- 権限を全部渡さない——必要な権限だけにする
- 作者と更新日を見る——更新が止まっているBotは動かなくなることがあります
- 入れたBotを記録しておく——後で「何のBotか分からない」が起きます
05運営の費用
無料でできる範囲
サーバーの作成、運営、主要なBotの導入まで、すべて無料です。「discordサーバー運営 費用」で検索している方の答えは、基本的に0円です。
お金がかかる場面
| 項目 | 必須か | 何が変わるか |
|---|---|---|
| サーバーブースト | 任意 | 絵文字枠・音質・アップロード上限などが上がります。詳しくはタグ・ブーストへ |
| 一部Botの有料プラン | 任意 | 機能の解放。無料の範囲で足りることが多いです |
| 外部サービス連携 | 任意 | 自動投稿などを外部に置く場合。自前で動かせば無料です |
どれも「無いと運営できない」ものではありません。お金をかける前に、まず無料の範囲でやり切ってください。
06鯖主の変更・引き継ぎ
所有権を譲渡する手順
- サーバー設定を開く
- メンバー一覧から、渡す相手を選ぶ
- そのメンバーのメニューから所有権の譲渡を選ぶ
- 確認のチェックを入れて実行する
譲渡は取り消せない
譲渡すると、元の所有者は通常のメンバーになります。自分では戻せません。相手が返してくれない限り、そのサーバーは相手のものです。渡す相手と、渡した後どうするかを必ず先に確認してください。
やめる時にやること
運営を続けられないと判断したら、①誰かに譲渡する ②閉じるのどちらかを選んでください。黙って放置するのが一番まずいです。荒らされた時に止める人がいない状態になり、そこにいる人が困ります。

07運営の1日
実際にやることは、これくらいです。全部やる必要もありません。
FAQよくある質問
ディスコードのサーバー運営で最初に決めることは何ですか?
ルールと、自分が対応できる範囲です。禁止事項を3つ程度に絞って書き、対応できない時間帯があることも先に伝えておくと、後で揉めません。完璧な体制を作ってから始める必要はありません。
サーバー運営に費用はかかりますか?
基本的にかかりません。サーバーの作成・運営・Botの導入はほとんど無料でできます。費用が発生するのはサーバーブースト、一部Botの有料プラン、外部サービスの連携などで、いずれも必須ではありません。
運営のコツはありますか?
自分が続けられる範囲に収めることです。部屋を増やしすぎない、毎日書こうとしない、対応できない時は対応できないと言う。運営が疲れて止まるのが、サーバーが終わる一番多い理由です。
Botは入れたほうがいいですか?
人数が増えてからで十分です。最初から多くのBotを入れると管理が複雑になります。荒らし対策や認証など、必要になった時点で1つずつ足すほうが確実です。
鯖主(サーバー所有者)は変更できますか?
できます。サーバー設定のメンバー一覧から対象者の権限メニューで所有権を譲渡します。譲渡すると元の所有者は通常のメンバーになり、自分では戻せません。渡す相手と手順を必ず確認してから実行してください。
運営をやめたくなったらどうすればいいですか?
所有権を誰かに譲渡するか、サーバーを閉じるかです。黙って放置すると、荒らされた時に止める人がいない状態になります。続けられないと判断した時点で、どちらかを選ぶほうが健全です。
